企業向けの防災グッズリストの作り方|基本物品や調整方法も解説
企業の防災グッズリストの作り方|基本物品や、従業員に配慮した調整方法を紹介
企業の防災担当者にとって、災害への備えは従業員の命と事業継続を守る最優先事項です。しかし、ハザードマップを確認した際、自社の立地リスクに合わせた備蓄リストをどう作成すべきか、悩む方も多いのではないでしょうか。やみくもに物品を揃えるだけでは、いざという時に機能しない恐れがあります。
実効性のある備蓄には、「条例への適合」と「個別リスクへの調整」の両立が必要です。地域の条例が求める基準を基礎としつつ、津波被害の想定や従業員の構成に合わせたカスタマイズをおこなう必要があります。
こちらでは、帰宅困難者対策条例で定められた基本物品の確認方法や、津波リスクに備えたリストの構築術について解説します。また、性別や年齢などの多様なニーズに応える防災グッズリストの調整法についても紹介します。
企業向けの防災グッズならBe-kan(備館)
Be-kan(備館)は、企業や法人、団体に特化した「防災備蓄のトータルソリューション」を提供する専門店です。単に物品を販売するだけでなく、組織が災害時に機能し続けるための、「仕組みとしての防災」を提唱しております。
各企業が直面するリスクは、立地や建物の構造、従業員の属性により千差万別です。Be-kan(備館)では、オフィスや自治体、病院、学校といった施設ごとのリスクに合わせた専門パッケージを提案しています。たとえば、地下施設での冠水対策や、富士山噴火を想定した降灰対策など、具体的な災害シナリオに基づいたガイドを展開する点が特徴です。
また、企業の防災担当者が頭を悩ませる期限管理の負担を軽減するため、7年保存が可能な食料品や水を主軸に揃えています。さらに、スマートストックというサービスを通じ、計画的な入れ替えをサポートする体制も整えております。
防災に関するご不明点があれば、Be-kan(備館)までお気軽にお問い合わせください。
帰宅困難者対策条例などで求められる基本物品
企業がまず着手すべきは、事業所が所在する自治体の条例を確認することです。法的基準を満たしたうえで、自社独自のニーズをリストに上乗せする形が効率的といえます。
東京都帰宅困難者対策条例に準拠した3日分の備蓄
東京都をはじめとする多くの自治体では、従業員が施設内に留まれるよう、3日分の備蓄を努力義務としています。この基準は、発災から72時間が救助活動において重要な時間であるという考えに基づきます。企業は最低限、全従業員が3日間自活できるだけの物資を確保しましょう。条例の内容を正確に把握し、不足のないリストを作成することが防災対策の第一歩です。
生命維持に不可欠な飲料水と食料の適切な選定
飲料水は、1人1日3リットルを目安に、合計9リットルの確保が一般的な基準とされています。食料は調理が不要で、かつ栄養バランスに配慮したアルファ化米や、保存パンの選定が望ましい選択です。保存期間が長く、管理の負担を抑えられる製品を選ぶことで、入れ替えコストの最適化を図れます。
衛生維持に欠かせない簡易トイレと救急用品の整備
断水時のトイレ対策は、オフィスの衛生環境を維持するために重要な項目です。1人1日5回から7回程度の使用を想定し、消臭効果や凝固性能に優れた簡易トイレを準備しましょう。軽度の怪我に対応可能な消毒液や包帯などの救急セットも必要です。
安否確認と情報収集を支える電源設備の確保
停電時であっても従業員の安否を確認し、正確な災害情報を収集するための電源確保も必要です。大容量のポータブル電源や、スマートフォンを複数台同時に充電可能なマルチチャージャーを導入しましょう。予備の電池や手回し充電ラジオも、通信環境が不安定な状況で頼りになる装備となります。
地震で懸念される津波被害への備え
沿岸部や河川の近くに拠点を置く企業にとって、津波への対策は避けて通れない課題です。地震発生後の初動だけでなく、水害特有の困難を想定したリスト作成が求められます。
ハザードマップによる浸水域の特定とリスク分析
まずは地域のハザードマップを精査し、自社の敷地がどの程度の浸水被害を受ける可能性があるかを確認しましょう。津波の到達予想時間や最大浸水深を把握することで、避難のタイミングや備蓄の優先順位が明確になります。立地条件により垂直避難が困難な場合は、近隣の避難ビルへの移動も考慮に入れましょう。
津波到達時の垂直避難を想定した備蓄場所の分散
津波の危険がある地域では、1階部分の備蓄品が水没して使用不能になるリスクを考慮する必要があります。備蓄倉庫を上層階へ配置するか、複数のフロアに分散させて保管する運用を検討しましょう。緊急時に即座に持ち出せるよう、軽量化された避難セットを各階の出入り口付近に配置するのもおすすめです。浸水により階段が使用不能になる事態も見据え、救助を待つための設備も上層階に整えましょう。
避難の安全性を向上させるライフジャケットなどの導入検討
浸水した中を避難しなければならない状況に備え、浮力を持つ保護具の導入も1つの選択肢です。ライフジャケットや、浮力機能を備えた防災リュックなどは、避難時の安全性を向上させます。水に濡れても機能が低下しない防水仕様のライトや、助けを呼ぶための笛、厚底の靴やヘルメットの装備もリストに加えましょう。
長期化する停電や断水を見据えた生活維持品の強化
津波被害を受けた地域では、インフラの復旧に通常以上の時間を要するケースが少なくありません。標準的な3日分の備蓄に加え、1週間程度まで対応できるだけの予備物資を積み増す判断も必要です。カセットコンロやボンベ、長期保存が可能な水があれば、温かい食事で体力の消耗を防げます。排水が制限される環境を想定し、水のいらないシャンプーやボディシートの量も多めに確保しましょう。
従業員の性別や年齢構成に配慮したリストの調整
一律の防災セットでは、全ての従業員のニーズをカバーすることは困難です。組織内の多様な属性を把握し、個々の事情に配慮した調整をおこなうことで、全員が安心して過ごせる環境を作れるでしょう。
女性の従業員のニーズも踏まえた衛生用品や防犯対策
女性従業員が多い職場では、生理用品や中身が見えない廃棄袋、デリケートゾーン用のシートを多めに備えましょう。着替えの際のプライバシーを守るための更衣用テントや、防犯ブザー、目隠しポンチョも重要です。避難所生活における防犯意識を高め、安心して夜を越すための装備品をリストへ追加しましょう。
高齢者や持病を持つ方の健康を守る専用備品
従業員の年齢層が高い場合は、持病薬の予備や、お薬手帳のコピーを個人で備えるよう促しましょう。入れ歯洗浄剤や、腰痛を軽減するクッション、老眼鏡の予備なども、避難生活を支える助けとなります。非常食の選定においては、咀嚼力が低下した方でも食べやすい、柔らかいおかゆなどのメニューも必要でしょう。
アレルギーや宗教的配慮を含む非常食
食物アレルギーを持つ従業員への対応として、特定原材料を使用しない「アレルギー対応食」を導入しましょう。また、外国籍の従業員が在籍する企業では、ハラール認証を受けた非常食の検討も欠かせません。誰がどの食事を摂るべきか、発災時に混乱しないようパッケージに明確な表示をおこなう工夫が必要です。
企業向けの防災グッズを揃えるならBe-kan(備館)
Be-kan(備館)では、複雑な企業ニーズに寄り添い、企業用の防災グッズリスト作成をサポートします。条例の確認から個別リスクの分析まで、専門家がワンストップで対応するコンサルティング力が強みです。また、7年保存の食料品や長期保管可能な衛生用品を揃え、企業のBCP実効性を高めるお手伝いをおこないます。自社に適した備蓄にお悩みの方は、Be-kan(備館)までご相談ください。
【Q&A】企業向けの防災グッズリストについての解説
- 企業が防災グッズのリストを作成する際、確認すべきことは何ですか?
- A.まず、事業所の所在地における「帰宅困難者対策条例」などの要件を確認してください。東京都などの自治体では、従業員1人あたり3日分の水や食料、簡易トイレの備蓄を努力義務としています。これをベースに、自社の規模や特性に合わせたリストの構築をおこないましょう。
- 津波のリスクがある場合は何に備えるべきですか?
- A.ハザードマップに基づき、浸水想定域を超える上層階への備蓄場所の分散が大切です。垂直避難後の長期の待機を見据え、通常より多めの水や食料、避難時の安全を守るヘルメットや浮力補助具をリストに加えましょう。
- 女性や高齢者が多い場合、リストをどう調整すれば良いですか?
- A.女性特有の衛生用品やプライバシー確保のためのテント、高齢者向けの柔らかい非常食や持病への配慮などが必要です。一律のセットに頼るのではなく、個別のニーズを反映させた調整をおこないましょう。
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企業向けリストを考慮した防災グッズはBe-kan(備館)で
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