防災用品のこと、お気軽にご相談ください!
問い合わせ
「防災用品を導入したいが、いくら予算を取ればいいのか分からない」「稟議を出しても、なぜか通らない」——総務・BCP担当者からよくいただく相談です。
防災用品は法律で金額が定められているわけではないため、担当者ごとに見積もる基準がバラバラになりがちです。
その結果、予算要求の根拠が曖昧になり、決裁者から「本当に必要な金額か」を問われて差し戻されるケースも少なくありません。
本記事では、企業規模別の予算シミュレーション、稟議で承認されやすい資料の組み立て方、コストを抑えながら実効性を確保する工夫について、実務目線で解説します。
これから予算要求をする担当者はもちろん、既に導入済みで予算の見直しを検討している方にも役立つ内容です。
防災用品の費用は、備蓄品目・グレード・保管期間の設定によって幅がありますが、目安として一人あたり数千円〜1万円台前半の予算を想定する企業が多く見られます。
非常食・保存水・簡易トイレという基本3品目を中心に、企業規模別のおおまかな予算感を整理すると次のようになります。
| 従業員規模 | 基本3品目のみ(目安) | 防寒・照明・衛生用品を含む標準セット(目安) | 発電機等の設備投資を含む場合 |
|---|---|---|---|
| 30名規模 | 10万円台 | 20万円台〜 | 別途30万円〜 |
| 100名規模 | 30〜50万円 | 60〜80万円 | 別途50万円〜 |
| 300名規模 | 100〜150万円 | 180〜250万円 | 別途100万円〜 |
上記はあくまで目安であり、備蓄日数(3日分か1週間分か)、商品グレード、保管方法(倉庫を新設するか既存スペースを使うか)によって大きく変動します。
重要なのは、金額そのものよりも「何を根拠にこの金額を算出したか」を明示できることです。
防災用品の予算を考える際に見落とされがちなのが、初期導入費用とランニングコスト(更新費用)の違いです。
非常食や保存水には使用期限があり、5年程度で入れ替えが必要になる商品が一般的です。
つまり、初年度に大きな予算を投じたとしても、数年後には一定の更新費用が再び発生します。
単年度の予算要求だけでなく、「初期費用+更新費用を含めた中長期の予算計画」として提示すると、決裁者に対して計画性を示すことができ、翌年度以降の予算確保もスムーズになります。
「防災用品が古くなってきたから」「他社もやっているから」といった曖昧な理由では、決裁者を動かすのは難しいものです。
予算要求の起点は、自社が置かれているリスク(立地の災害リスク、想定される被害、法令・条例上の要請など)を具体的に示すことにあります。
防災用品は直接的な売上には結びつかないため、「投資対効果が見えにくい」という理由で後回しにされがちです。
しかし、事業継続ができなかった場合の損失(機会損失、取引先からの信頼低下、従業員の安全配慮義務違反によるリスクなど)を試算し、防災用品への投資額と比較して提示することで、費用対効果の説明力が格段に高まります。
「すべてを一度に揃えよう」とすると、必要な予算が大きくなりすぎて、決裁のハードルも上がります。
優先順位をつけて段階的に導入する計画であれば、初年度の予算を抑えつつ、翌年度以降も継続的に予算を確保しやすくなります。
稟議書には、感覚的な必要性ではなく、客観的な根拠を明記することが有効です。
たとえば、内閣府が公表している事業継続ガイドライン(令和5年3月改定)では、業種・規模を問わずすべての企業・組織を対象に、平常時からの備えを含む事業継続マネジメント(BCM)の必要性が示されています。
また、東京都をはじめとする一部自治体では、帰宅困難者対策として事業者に従業員向けの備蓄を促す条例が定められています。
こうした公的な根拠を稟議書に添えることで、「担当者の個人的な判断」ではなく「社会的に求められている取り組み」として位置づけることができ、決裁者の理解を得やすくなります。
防災用品への投資を判断する決裁者にとって、最も説得力があるのは金額換算されたリスクです。
たとえば、災害発生時に事業が1週間停止した場合の売上損失、取引先への商品供給が滞った場合の違約金リスク、従業員が帰宅困難になった場合の対応コストなどを試算し、防災用品への投資額と並べて提示すると、投資の妥当性が伝わりやすくなります。
一度にすべてを揃える提案ではなく、初年度は最優先品目(非常食・保存水・簡易トイレなど)、翌年度は防寒・照明・衛生用品、3年目以降は発電機などの設備投資、というように段階的な導入プランを提示することで、単年度の予算負担を抑えつつ、中長期的な計画性も示すことができます。
限られた予算の中で最大限の効果を出すには、命に直結する品目(非常食・保存水・簡易トイレ)を最優先で確保し、快適性や利便性に関わる品目(防寒用品・照明・衛生用品)を次の段階で揃えるという優先順位づけが有効です。
非常食や保存水のように使用期限があり定期的に更新が必要な「消耗品」と、簡易トイレの本体や発電機のように長期間使用できる「長期利用品」とでは、コストの考え方を分けるべきです。
消耗品は更新費用を見込んだランニングコストとして、長期利用品は初期投資として、それぞれ別枠で予算化すると管理がしやすくなります。
複数拠点を持つ企業では、拠点ごとにバラバラに発注するより、本社で取りまとめて一括発注する方が、スケールメリットによりコストを抑えられる傾向があります。
また、まとめ購入は納期の調整や品質のばらつき防止にもつながります。
防災用品の予算は、購入費用だけで完結するものではありません。使用期限の管理、更新のタイミングの把握、廃棄・入れ替え作業など、運用にかかる人的コストも見込んでおく必要があります。
特に拠点数が多い企業では、この管理コストが見落とされがちです。
備蓄量が増えるほど、保管スペースの確保が課題になります。既存の倉庫やスペースを活用できるのか、新たに保管場所を確保する必要があるのかによって、実質的なコストは変わってきます。
予算計画の段階で、保管スペースに関するコストも視野に入れておくことをおすすめします。
企業の防災用品にかかる予算は、従業員規模や備蓄内容によって幅がありますが、重要なのは金額の大小よりも「根拠を持って説明できるかどうか」です。
法令・ガイドラインといった客観的根拠、リスクの金額換算、段階的な導入プランという3つの要素を稟議書に盛り込むことで、決裁者の理解を得やすくなります。
また、優先順位に基づく段階的導入や、複数拠点での一括発注といった工夫により、限られた予算の中でも実効性の高い備蓄を実現できます。
予算確保後の運用コストまで見据えて計画することが、継続的な企業防災の第一歩です。
「自社の規模でどれくらいの予算感になるか知りたい」「稟議書に添付できる根拠資料が欲しい」という場合は、Be-kanの防災用品専門スタッフが、貴社の規模・拠点数に応じたお見積りと、稟議に活用いただける資料のご用意をサポートいたします。
まずはお気軽に無料相談・お見積りをご依頼ください。
Be-kan(備館)では、企業や会社、学校といった組織における災害備蓄品の選定や、運用管理に役立つ実践的な情報を発信しています。
BCPの観点から、最低限準備しておくべき食料や非常食のリストをはじめ、ヘルメット、避難時に欠かせないリュックなどの防災用品について解説しています。
法人向けの防災グッズやセット導入のポイント、効率的な備蓄の進め方など、現場の担当者がすぐに活用できるノウハウもまとめました。組織の安全管理体制を強化し、万が一の事態に備えたい方は、Be-kan(備館)のコラムをご覧ください。
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | 2 | 3 | 4 | |||
| 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
| 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
| 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
| 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
| 日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 1 | ||||||
| 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 |
| 9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 |
| 16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 |
| 23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 |
| 30 | 31 |
※赤色の日は休業日のため、ご注文は可能ですが、発送作業は翌営業日以降の対応となります。
購入したい商品をカートに入れます。
カート画面で商品と金額を確認します。
ご住所・連絡先・決済方法等を入力します。
ご注文内容を確認し、注文確定します。
ご注文の商品を発送します。
商品到着をお待ち下さい。
編集者 / Be-kanネットショップ
当社は株式会社河本総合防災のグループ会社として、主にWeb事業による災害対策ヘの商品企画、製造販売を行なっております。
社会の安全、防災、減災への取り組みに向けた様々な商品、サービスをご提案いたします。